大人になれなくて

 

大人っていいよね
なんだかかっこいいし
早く大人になりたいな

でも大人ってなんだろう
子供ってなんだろう
わからない
いつから大人になるの?
成人したとき?
自立したとき?
油っこいものを受け付けなくなったとき?


徐々になっていくものなのかな

「はい、あなたは今日から大人です!」
ってだれかが認定してくれるのかな
わからない

 


愛し愛されたいな
なんだか幸せそうだし
でも愛情ってなにかわからない
恋したら愛してることになるのかな
人はどうやって恋に落ちるの?
僕はどうやって恋に落ちたんだっけ?
というかどこに落ちるんだろう
あれは本当に愛情だったのかな
ただの情だったのかな
家族からの愛情とはどうちがうんだろう
友情がなにかわからない
友情の延長線上に愛情があるの?
憎しみや嫉妬はどの線から伸びるんだろう

ぜんぜんわからない

 


死ぬってなんだろう
人はなにをもって死ぬんだろう
心臓が止まったときなのかな
人から忘れられたときなのかも
死んだらどこにいくんだろう
僕のばあちゃんやままもいつか死ぬのかな
最期まで覚えてくれているかな


だれかが言っていたように
徳を積んでおいた方が良いかな
でもどうしたら徳って積めるんだろう
どこまで積めば良いんだろう
高すぎて積められなくなるまでかな
積んだ徳が倒れたらどうしよう
もし減点方式だったらどうしよう
徳リストみたいなのがあったら良いのに

 


美しくありたいな
美しく生きて
美しく人を愛して、愛されて
美しく死にたいな
美しいがなにかは
もちろんわからないけど

 


でも僕だってわかることもある

秋花粉がひどいこと
大事にしたい人ならたくさんいること
"恋"とやらをしてたときは幸せだったこと
夜通し飲んで明け方みる朝焼けが吐くほど綺麗なこと
わかってる

伝えたいけど、伝えられないこと

見えないもの、聞こえないこと
そういったことの方が世の中ずっと多いこと
わかってる

わからないことがたくさんあるってことも
わかってる

わからないことがあっても良いじゃんってことだって

わかってる


わかるものはわかる
わからないものは考えてもわからない
ことばの定義なんてあいまいなもので
だれも答えなんてわからないことだらけ
わからないことを考えることが大切なのかもしれない
わからないけど

 

わかることを大切にしていきたいね

せっかくわかったことだし

 

 


大人になれなくて

桶屋が儲かる

 

久しぶりに風邪を引きました。

 

週末は温泉旅館に泊まったのですが、どうやら湯冷めしてしまったようです。
非現実な世界から目も覚めて、明日から大学とバイトという現実に引き戻されようとしています。

親元を離れ暮らし始めて早五年になりますが、一人暮らしの何が辛いって体調を崩したときですよね。このくらいの風邪の場合良いけれど、熱が高いときなどは困ったものです。

前回熱が出てしまい、どうにもこうにもしんどかったときは、耐えきれず近所の大学の友達にヘルプコールをかけました。すぐにいろんなものを持って来てくれました。ご近所さんらぶ。

まぁ今のところただの風邪なので全然大丈夫なのですが、この週末、神戸にわざわざ来てくれた家族と過ごしていたものですから、落差が激しいなぁおい。


寂しさを紛らわす為、これを書き出した始末なのです。

 


全然話変わるんだけど、
さっき風が強すぎて、冷奴の上の鰹節が舞いました。
生姜もびっくり。
網戸にしていた僕の考えが甘かった。

僕の住んでるところ、風が強すぎて、

干した洗濯物も飛んでいきそうな勢いだし、
鰹節は舞うしもう大変。

このストレス社会、多くの人類に気を使わなきゃ生きていけないっていうのに、

どうして私は風にも気を使わなきゃならないのよ。
おまけに風邪引いたし。
冷奴くらい好きに食べさせてよ。

 


でもね、
自然には逆らうもんじゃありませんってうちのばあばも言ってた

川の流れに逆らって泳いでもしんどいし、
お腹空いたら間食しまくっちゃうし、

髪うまくセットできたら自撮りしちゃうし、

人間は風邪引くし、いつか死ぬし。


ってことで冷奴食べるときは窓閉めるよ

 

今日はもう寝て、明日の土をこねくり回す実験に備えたいと思います。

おやすみ。



あ、風が吹いた
桶屋が儲かる

秋も二階から落ちてこい

 

秋が好きです。

 

気温はちょうど良い、秋服は可愛い、ご飯も美味しい。
山は色づいて、なんだか照れてるようで愛らしい。

 

’秋’にかこつけてなんでもできる気がする

 

本でも読んでみようか。
読書の秋って言うし。
気持ちの良い朝はジョギングでもしようよ。
スポーツの秋って言うし。
美味しいもの食べに行こうよ。
ほら、食欲の秋って言うでしょう?
春は始まりの季節なんて言うけれど、僕にとっては秋がそんな季節です。
なんでも秋のせいにして新しいことを始められるような気持ちにさせてくれる。 

 


「2019年あと3ヶ月しかねぇよマジやばない?」

昨日、電車に揺られながらどこかの高校生2人も話していたけれど
ほんまやん3ヶ月しかねぇわマジやばい。

 

毎年ちょうどこの時期になると、年越してからもう9ヶ月も経ってしまったという事実を改めて認識して、残り3ヶ月しかないという事実に直面し、人々の焦燥を感じられるような気がする。少なくとも僕はその1人なわけで、でもだからといってどうこうするわけではない。

というより何に焦っているのか、この秋の空気の中を漂っている哀愁の正体がよくわからないので、どうこうできるわけではないというのが正直なところである。そしてあーだこーだ言っているうちに気づいたら冬になっていたりする。え、しない?

 

こうして思い返してみると、
毎年秋は学びの多い季節のような気がする。
去年の秋はいろいろあってブルーな日々を過ごしたときもあったりしたけど
人ってそんなにずっと感傷に浸ってらんないって知った。
飽きちゃうもの。秋ほどブルーが似合わない季節ってないし。

 

死んじゃった昔飼っていたカブトムシも、
いつも笑顔だけど怒ると怖い母が息子に見せた涙も、
心から好きな人ができて世界が変わったときも、
心から好きだった恋人と別れたときも、
いろんな気づきを僕の中に残してくれました。

ありがとう秋。


それにしても暑いな。もう10月なのに。
昨日久しぶりに通学したけれど、家から大学までの坂を登っていると汗が頬を伝いだし止まらない。
この前買った秋服がクローゼットの中で、
出番はまだか!と嘆いているのが聞こえてくるような。
こないような。

 

大丈夫だよ。
もうすぐ着てあげるからね。

今年は素敵な秋になるよ。